一般の手紙と同じように「花嫁の手紙」でも書き出しは大切です。
花嫁の手紙では手紙を出す相手はご両親とするのが一般的です。手紙の書き出しはご両親へ呼びかける形式が、入りやすいでしょう。
「花嫁の手紙」の書き出しでは次のことに気をつけましょう。
- 両親への呼びかけで始めるのが一般的
- 参列者への感謝を盛り込んでもよい
- 長くなりすぎない
結婚披露宴で読むことを想定して、参列者への感謝の言葉を盛り込むことも可能です。ただし、「書き出し」は長くならないように注意しましょう。書き出しが長すぎると頭でっかちになり、聞いている方も疲れてしまいます。
「書き出し」のパターンとしてよく利用される3種類をご紹介します。
この例文を参考にご自分の「書き出し」を書いてください。
両親への感謝の気持ちを伝える
「花嫁の手紙」書き出しでご両親へ語りかけるとき、感謝の気持ちを素直に表すのが一般的です。
次の例文を参考にしてください。
「お父さん、お母さん、25年間で手紙を書くのはこれが初めてですね。
ふたりに育てていただいたこと
本当に感謝しています。」
「今日の日を迎えることができたのは
お父さん、お母さんのおかげです。
本当にお世話になりました。」
苦労をかけた人は「ごめん」の言葉も
ご両親に苦労をかけたことが印象深い方は、謝罪の言葉から始めるのも感動的です。
次の例文を参考にしてください。
「小さい頃、からだが弱かった私
お父さん、お母さんにはいつも
心配ばかりかけていましたね。」
「お父さん、お母さん子供の頃は反抗ばかりして
悲しませることが多かったですね
でも心の中ではいつも二人に感謝していました。」
明るく始めたい人には
しんみりした手紙は自分には不似合いだと思われるなら、素直にその気持ちを「花嫁の手紙」で伝えても良いですよ。
次の例文を参考にしてください。
「手紙を書くのは苦手だし、恥ずかしいけれど
今日は思い切ってお父さん、お母さんに
感謝の気持ちを伝えようと手紙を書きました。」
「お母さんから『花嫁の手紙』だけは
しんみりするから勘弁して、と言われていましたが
何も言わないで家を出ることはできませんでした。」