結婚式当日になると、新郎新婦は自分たちのことで頭が一杯になりがちです。
これまでの準備を活かすためにも、挙式当日こそゲストや両親への心遣いを忘れないように
ここでは挙式当日のスケジュールを見ながら、感謝を伝える演出や伝え方のヒントを紹介します。
新郎新婦がスピーチするシーンは、結婚式・披露宴で大切な役割を果たします。
一生の思い出になるスピーチ準備を怠りなく
挙式当日の大まかなスケジュール
結婚式当日のスケジュールを頭に入れておきましょう。どんな演出でゲストやご両親への感謝を伝えるか、確認しておきます。
- 会場到着
- 先にご両親が到着していれば、まずご両親への「ありがとう」の挨拶から始めましょう。挙式会場に入り、受付や待合室にウェルカムボードやウェルカムアイテムの準備を行いましょう。
- 着付け、ヘアメイク
- 花嫁の着付けが終われば、新郎や両家のご両親に披露しましょう。
「今日の佳き日を迎えられたのはおふたりのおかげです」と感謝の気持ちを伝えましょう。 - 挙式
- ゲストへの感謝を込めて笑顔を忘れないように、父親とバージンロードを歩くときは「今までありがとう」の気持ちを込めて!!
- 披露宴前半
- 披露宴では、ゲストの席札に感謝のメッセージを記入したメッセージ付き席札を用意。入場後はウェルカムスピーチで宴会をスタートします。
ウェディングケーキのカットを両家で行うなどの演出も盛り上がります。 - 中座
- お色直しのエスコートは親戚のお子さんに頼んだり、特にお世話になった方にエスコートをお願いして感謝の気持ちを示す演出もあります。
お色直し中は、新郎新婦のプロフィールビデオを放映してもいいでしょう。 - 披露宴後半
- キャンドルサービスなどで各テーブルを回り「ありがとう」を伝える演出が好評です。
- お見送り
- 披露宴の最後に、ゲストに感謝を表す「エンディングビデオ」を放映するカップルが増えています。
新郎新婦のスピーチ
新郎新婦が披露宴でスピーチするのは、次の三つのシーンがあります。
- ウェルカムスピーチ
- 最近の結婚式は媒酌人を立てないカップルが多いです。媒酌人を立てない場合は、披露宴の入場直後に新郎(または新婦と一緒に)ウェルカムスピーチを行います。
ウェルカムスピーチは、次のページで例文などを紹介しています。
(参照:ウェルカムスピーチ 基本文例) - 花嫁の手紙(花束贈呈)
- ご両親への花束贈呈に際して、花嫁の素直な気持ちを伝える「花嫁の手紙」の朗読が感動的な披露宴を盛り上げます。
「花嫁の手紙」は次のサイトが例文や書き方をやさしく解説しています。
(参照:花嫁の手紙 例文と書き方) - 新郎からの謝辞
- 披露宴の最後は新郎から列席者への感謝と夫婦としての決意を語る「謝辞」で締めましょう。
謝辞の例文や書き方は次のページで紹介しています。
(参照:披露宴謝辞 基本文例)