妊娠線とは ~ 妊娠線が出来る理由

妊娠中のお腹

妊娠線とは、妊娠中に急激に大きくなるお腹の皮膚が線状に赤くなる症状をいいます

妊娠線が現れるのはお腹周りが多いですが、他に乳房、太もも、お尻などに出来ることもあります。

妊娠線ができる理由は、胎児の成長でお腹が急激に大きくなった時、
皮膚の真皮層や皮下組織が膨張力についていけず亀裂が入ってしまうからです

妊娠線が赤紫色に見えるのは皮膚の下にある毛細血管が透けて見えるからで、
目立つ赤紫色はやがて色が抜けて白っぽくなります。
一年ほどたつと色は目立たなくなりますが、
断裂した真皮層や皮下組織はそのままで完全に元の状態に戻すのは難しいのです。

妊娠線は皮膚の弾力性の限界を超えて延ばされたことが原因ですが、
妊娠期にできやすいもう一つの理由があります

妊娠中はコルチコステロイドというホルモンが盛んに分泌されます、
この影響で皮膚の新陳代謝が悪化することも影響しています

つまり、妊娠期は通常より皮膚の弾力が落ちているので皮膚断裂が起きやすい状態に置かれており、
この時にお腹が急激に大きくなると妊娠線ができやすくなるのです。

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