妊娠線は、妊娠中に急激に大きくなるお腹周りの皮膚が
線状に赤くなる症状をいいます。
妊娠線が現れるのはお腹周りが多いですが、
他に乳房、太もも、お尻などに出来ることもあります。
妊娠線ができるのは、胎児の成長でお腹が急激に大きくなった時、
皮膚がその成長についていけず、
肌の真皮層や皮下組織に亀裂が入ってしまうことが原因。
妊娠線を予防するクリームの選び方!
妊娠線とは妊娠中に急激に大きくなるお腹の周りに
赤紫色の模様が線状に現れるもの。
妊娠線はすべての妊婦に現れるものではありませんが、できてしまうと簡単には消えません。
妊娠線は自分の子供をお腹の中で大切に育てた証でもあり、気にしないと仰るお母さんもおられますが、
妊娠後もきれいいなお肌を保ちたいという女性なら、妊娠線を予防するケアをするべき。
妊娠線を予防するには「体重管理」と「スキンケア」が大切
妊娠時のボディスキンケアとして妊娠線予防クリームが発売され、
妊婦の間でも妊娠したら妊娠線を予防するクリームを塗るのが当たり前になってきました。
ただ、多くの妊娠線クリームがあるので自分に合うのはどれなのか、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
そこで、妊娠線予防クリームの選び方をまとめました。
<妊娠線予防クリームの基本的な選び方>
1.保湿力
2.自分の肌との相性
3.成分
4.使いがって
保湿力
・肌を保湿することで柔軟性が増す
妊娠線はお肌の内部にある真皮や皮下組織の弾力性が不足することで起こります。
そこで皮膚の保湿力を高める成分を補給することで皮膚の柔軟性を増し妊娠線の発生を防きます。
保湿成分としてコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドが配合されているものが多いです。
さらに肌の奥の真皮層への保水効果を高める工夫があればされに効果的です。
自分の肌との相性
・肌の状態に合うものを
これまで化粧品を使ってお肌にトラブルを起こしたことがあれば、
使用する妊娠線クリームの成分には注意しましょう。
防腐材、殺菌剤の中には妊娠中は避けたほうがよい成分もあるので成分表は注意してみておきましょう。
妊娠時特有のお肌トラブルである乾燥シミ、くすみなどを抱えているなら、
美容成分が含まれているものを選ぶのもいいでしょう。
成分
・ターンオーバーを活性化する成分にも注目
スキンケア用品に含まれる有効成分が何かをチェックしましょう。
保湿、保水成分によってお肌の弾力性を増して妊娠線の予防効果を狙い、
美容、アンチエイジング成分は出来てしまった妊娠線を薄くする作用も期待できます。
お肌の弾力性を保つのに保湿とともに大切なのが肌のターンオーバー(新陳代謝)。
新陳代謝が活発だと自分自身のコラーゲンや繊維芽細胞を産生するので
少しぐらいの引っ張りでは肌割れを起こしません。
ターンオーバーを活性化する成分にも注目しましょう。
使いがって
製品によって伸びがよいものや少しべたつくものなど、使い勝手に違いがあります。
一般に伸びがよいものは油分が少なく水分が多いので、使い勝手はいいのですが、
油分が少ないので保湿力は長持ちしません。
ややべた付くものは油分が多いので、伸びは悪いですが保湿力は長持ちします。
香りの好みも人によって異なります、
少量のお試し品を用意している会社もあるので、
上記の基準をチェックしながら試してみてはいかがでしょう。